■マジ価値調査サマリー
- 近年の物価高騰は86%に影響し、フリーランスのキャッシュフローを逼迫している
- 物価高騰には生活費と事業費の「節約」、物価高騰が事業のみならず生活にも影響
- 年末年始は6割近くの人が資金繰りに悩んだ経験あり
- 年末年始の資金繰りでは「融資」「ファクタリング」「補助金・助成金」で資金調達を検討
- フリーランスが資金調達で重視するポイントは「利用のしやすさ」が「金利・手数料」を上回る結果となった
フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、12月16日の『フリーランスの日』を見据えて、フリーランスとして働く人を対象に資金繰りに関するアンケート調査を実施しました。
<調査概要>
調査期間:2025年11月20日~11月27日
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:全国の10〜60代のフリーランスとして働く男女
回答者数:342名
■近年の物価高騰は86%に影響し、フリーランスのキャッシュフローを逼迫

近年の物価高騰が事業や生活に影響があったか聞いたところ、86%が「影響があった」、11.1%が「あまりなかった」、2.9%が「全くなかった」という回答となり、大多数の方に物価高騰が影響していることがわかりました。
フリーランスは法人と異なり、事業経費と生活費の区別が曖昧になりがちで、物価高騰はダイレクトにキャッシュフローを圧迫していると推測されます。
■物価高騰には「節約」、物価高騰が事業のみならず生活にも影響

物価高騰の影響を受けたと回答した人に事業や生活面で実施したことについて聞いたところ、「生活費の節約」「事業費の節約」などが回答の上位となり、“節約”という支出を抑制するという防衛的な手段を選んでいる人が多いことがわかりました。
また、「生活費の節約」が最上位の回答であることから、物価高騰が事業だけでなく個人の生活基盤にまで影響を及ぼしていることがわかります。
■物価高では「融資」「補助金や助成金」「ファクタリング」の資金調達手段が注目

